Immigration Law Associates
Chicago Lawyer, Attorney: Green Card, H-1B, National Interest Waiver, J-1, Spouse, Fiance, Student Visa, VAWA, Citizenship, Removal, Korean, Polish, Japanese, Spanish

親族関係に基づく永住権の申請手続き

 

A. 親族関係に基づく永住権の申請枠

移民法は、親族関係に基づく移民ビザの発給数につき、「少なくとも年間226,000」との規定を設けています。この規定は実際には「年間226,000」という発給制限として機能しており、一定の優先枠(preference categories)ごとに発給数が割り振られています。米国市民の「直近親族(immediate relative)」(詳細以下)にはこの発給枠が適用されず、また、移民局による申請処理待ちもないため、このカテゴリーに該当する外国人は米国永住権を取得しやすくなっています。各優先枠の概略は以下の通りです。

 
第一優先枠:米国市民の未婚の子供(21歳以上)。年間発給数:23,400+第四優先枠の残余。
 
第二優先枠:米国永住権者の配偶者、未婚かつ21歳未満の子供、及び未婚の子供。年間発給数:114,200+親族関係に基づく申請が226,000を超えた場合のその超過数+第一優先枠の残余。なお、「配偶者及び未婚かつ21歳未満の子供」には第二優先枠に対する発給数の77%、「未婚の子供(21歳以上)」には23%が割り当てられることとされています。
 
第三優先枠:米国市民の既婚の子供。年間発給数:23,400+第一又は第二優先枠の残余。
 
第四優先枠:成人米国市民の兄弟姉妹。65,000+第一、第二、及び第三優先枠の残余。




B. 申請を行うことができる者(永住権のスポンサーとなれる者)

通常、外国人の直近親族である米国市民又は米国永住権者が申請者となります。「直近親族」とは、配偶者、未婚かつ21歳未満の子供、及び両親を意味します。また、米国永住権者が両親の永住権申請を行う場合、申請者(子供)は21歳以上である必要があります。また、「直近親族」には、死亡した米国市民の配偶者も含まれますが、この場合、永住権を申請する外国人は米国市民の死亡までの2年間においてその米国市民の配偶者であったこと、及び、米国市民の死亡時において法的に別居していないことが条件となります。さらに、米国市民の外国人配偶者又は子供がその米国市民による家庭内暴力の対象となっている場合、米国市民がスポンサーとなることを拒否していても、自ら永住権申請者となることができる場合があります。




C. 永住権申請の手続

永住権を取得する外国人が米国外にいる場合

1. 外国人の永住権スポンサーとなる親族は、外国人のための永住権申請書(I-130書式)を米国移民局に提出します。その際に、スポンサーは、スポンサーと外国人の親族関係を証明する証拠書類を、移民局に提出します。

2. 米国国務省は、その外国人に直ちに移民ビザ番号を割り当てることができるか否か(すなわち、直ちに移民ビザを発給できるか否か)をチェックします。その外国人に直ちに移民ビザ番号を割り当てることができる場合、外国人は時刻に所在する米国大使館又は総領事館にて移民ビザ発給のための手続を行います。直ちに割り当て可能な移民ビザ番号がない場合、外国人は自分用の移民ビザ番号が利用可能となるまで待つ必要があります。移民ビザ番号の割り当ては、移民局により受領された日の早い申請から先になされます。移民ビザ番号の割り当て処理状況につきましては、国務省が発行する最新のVisa Bulletinをご参照ください。

永住権を取得する外国人が米国内にいる場合

永住権を取得する外国人が米国内にいる場合でも、スポンサーによる永住権申請書の提出が必要となりますが、その外国人に直ちに割り当てることができる移民ビザ番号がある場合、外国人は米国内にて滞在資格を非移民滞在資格から移民滞在資格(永住権に基づく滞在資格)に変更することができます。また、上述の通り米国市民の直近親族には移民ビザ発給枠制限がありませんので、スポンサーが移民局にI-130書式を提出するのと同時に、外国人は滞在資格変更申請書(I-485書式)を移民局に提出することができます。

 

D. 婚姻に基づく永住権申請と条件付永住権の解除

米国市民又は米国永住権者との婚姻に基づき外国人が永住権を申請する場合で、かつ、移民ビザに基づくその外国人の米国入国時又は滞在資格の変更時において婚姻の期間が2年未満である場合、その外国人には条件付永住権(conditional residency)が認められます。この条件付永住権は、条件解除の申請がなされ、その申請が承認されない限り、永住権承認の日から2年で終了してしまいます。条件解除の申請は、スポンサーと外国人が共同でI-751書式と誠実な結婚生活が営まれていることを証明する証拠書類を移民局に提出することにより行います。

米国移民局は、永住権申請の基礎となった結婚が永住権取得のみを目的とした詐欺的な結婚であるか否かを詳細に審査しますので、条件付永住権の条件解除申請を行う際には十分な準備が必要となります。

 

Contact Us:

(847) 763-8500 via email

Visit Us:

8707 Skokie Blvd., Suite 302
Skokie, IL 60077
(Chicago Metro Area)

Languages:

Korean, Polish, Spanish, Farsi
Visa Bulletin Processing Times